やっぱり温暖化?!データで見る北見の最近の気温変化 - 篠根果樹園日誌/北海道北見市のりんご園より

やっぱり温暖化?!データで見る北見の最近の気温変化

テレビのニュースなどで地球温暖化が話題になっていますが、本当でしょうか?

当園のリンゴの中で特に変わってきたのが「ふじ」です。
ふじとダンボール.JPG

「ふじ」は皆さん御存知のようにリンゴの王様です。実の硬さ、程良く甘くて美味、日持ちの良さ、どれを取っても一流の品種です。篠根果樹園でも「ふじ」の栽培に取り組んできたのですが、北見の寒冷な土地柄では良いものが出来ませんでした。完熟する前に霜の時期となり、収穫せざるを得なくなるのです。未熟果なので、収穫後1−2か月、熟成期間を置いてから販売していました。
ところが、昨年・今年は11月初旬に収穫した時から蜜が入って、殆どの実が食べごろになっていました。気温が高くなってきたことが原因と思われます。このまま温暖化が続いてくれると、北見でリンゴを栽培している我々としては非常に喜ばしいのですが、実際のところどうなのでしょう?

それでは、データからこの辺の事情を見てみましょう。
気象庁のホームページから、北見の気温データを入手してグラフ化してみました。
1977年から昨年(2010年)までの年平均気温のグラフです。
(グラフ画像は、クリックすると拡大できます)
北見の気温.jpg

1988年までは、ほぼ5.5℃を下回っていますが、1989年から6.5℃を越える年が続きます。その後上がり下がりが続きましたが、2004年から安定して6.5℃を越えています。しかも上昇傾向です。

1977年からの約30年間、北見の気温は上昇傾向にあることが分かりました。では、それ以前はどうだったのでしょう?残念ながら気象庁のホームページには、北見市の古いデータはありません。そこで、北見に近い網走のデータを見てみることにしましょう。
網走の気温.jpg
1890年から2010年までの120年間、網走の年平均気温のデータです。ばらつきも大きくて分かりにくいですが、トレンドラインを描いてみると120年間で1度以上高くなっていることが分かります。1990年以降は特に上昇傾向が強いようにも見えます。

以上見てきたように、温暖化は本当に起きているようです。
ところで、温暖化の原因は?
現在のところ、二酸化炭素による温暖化説が現在のところ主流となっていますが、それ以外に太陽活動に原因を求める説もあるようです。
上の網走の気温グラフ、10年くらいの間隔で気温が高い年が来ているように見えませんか?実は、太陽活動に深い関連がある太陽黒点の数の増減には9−11年の周期性があるのです。
↓関連した情報が出ているサイトです。
http://www.teglet.co.jp/blog/?cat=49
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/1ry/Kagaku200912.pdf

どちらが正しいか?
今後温暖化が数十年以上長く継続すれば、二酸化炭素説の勝ち、
小氷河期が再来するようであれば、太陽黒点説の勝ち、
どちらでしょうね?

北見でリンゴを栽培している農家としては、温暖化が続いて欲しいです。

参考までに、こちらは北見の年間の日照時間と降水量です。
北見の降水量・日照時間.jpg
1989年の日照時間のデータは信頼性が低いので除いてあります。日照時間は、1988年までは上昇傾向、それ以降は安定しています。降水量は年によって差はあるが、500mm−1000mmの間に入っていて安定しています。

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