果樹園よりの連絡事項など (3) - 篠根果樹園日誌/北海道北見市のりんご園より

オホーツク・オーチャード・サポート会員の御案内

拝啓

オホーツク・オーチャード・サポート会員に御関心をお持ちいただき、誠にありがとうございます。

 オホーツクのりんご栽培50年ほど前が最盛期だったとのことですが、その後はりんご農家がどんどん減り、現在ではいつ消えても不思議の無い状態となってしまいました。私は神奈川県で半導体技術者として働いていましたが、故郷の役に立ちたいという思いから実家のりんご園を継ぐために2010年に会社を退職、北見に戻ってまいりました。将来のオホーツクりんご栽培の復活を目指し就農から6年頑張ってまいりましたが、殆どが手作業で行われるりんご栽培では、なかなか手間と労力に見合った収入が得られず、経営状態は決して楽ではありません。この困難を乗り越えて安定したりんご園経営を持続し、更に発展していくためには、農業と農産加工業を両立させる方法(世間では6次産業化と言われています)しかないと考えております。

 篠根果樹園として長年皆様に応援して頂きましたが、農産加工業を含めた新しい経営を目指すために2016年4月にオホーツク・オーチャード株式会社を設立いたしました。会社を設立して新しいことを始めるには、お金がかかります。農産加工を始めるにも、加工場の整備や、業務用流し台、ガス関連器具、加工に必要な機械類の購入など、規模の小さな農家には厳しい出費が必要となります。オホーツク・オーチャード・サポート会員は、オホーツクのりんご栽培が今後も継続し更に発展できるように多くの方々に資金援助をお願いできないだろうか?という考えで始めました。

 一方的な資金援助のお願いではありません。会員様との繋がりを大切にし、オホーツクのりんご栽培を(可能であれば参加して頂いて)一緒に応援して頂きたいという趣旨の会員制度です。というわけで、会員特典をいくつか付けさせて頂いております。詳細は下記のリンクより会員募集案内をご覧ください。
(注)お酒を贈りますので、未成年の方は申し込み出来ません。

☆お申し込みは、1口でも2口でも結構です。2口の場合はお送りするお礼の品物の量が2倍になります。
申込用紙をFAXするか写真撮影してメールで送ってください。(アドレス: shinone_k@nifty.com)
お申込み口数×1万円の金額を指定の口座にお振込みください。
お振込みを確認後、会員カードを発送させて頂きます。

それでは、オホーツクりんご栽培存続のためにご協力下さいますよう、宜しくお願いいたします。

敬具

2016年11月
オホーツク・オーチャード株式会社
 篠根 克典

オホーツクオーチャードサポート会員募集B-Ver.3.pdf

2016年 新年のご挨拶

皆様、明けまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年から農産加工に力を入れていきます!
昨年末から販売しておりました「旭りんごのコンフィチュール」、
お陰様で大好評で、販売好調です。今年は更に数量を増やして生産する予定です。
また、5月頃(詳細時期未定)に旭りんごのお酒を販売する予定です。
秋のリンゴ販売とともに宜しくお願いいたします。

写真は直売所裏の小高いリンゴ畑から写しました。
やや曇りで太陽は見えませんが、今日は穏やかなお正月です。
今のところ雪は少なめですが、寒さは例年並みです。
少し正月でお休みした後は剪定作業の開始です。
今年も頑張っていきましょう!

元旦リンゴ畑_20160101.JPG

旭りんごのコンフィチュール、出来ました!

構想から3年、旭りんごの香りと味を生かした加工品を作ろうと試作検討を重ねて、ついに出来ました。

「旭」というのは数十年前まで北海道で身近だった甘酸っぱいりんごです。近年、この品種を作る農家が非常に少なくなったため、一般の店頭に並ぶことは殆どありません。英語名は「マッキントッシュ・レッド」。 果肉は柔らかめのリンゴですが、柔らかくなっても味はそれほど落ちません。このリンゴから作ったジャムは絶品で、私も子供の頃から慣れ親しんだ味です。
私は大学を卒業後、実家を離れて首都圏で生活しましたが、思い起こしてみるとリンゴのジャムというのもを購入した記憶がありません。何故だろう?と考えてみました。子供の頃味わった旭のジャムの味が記憶の奥底に残っていて、それ以上のものに出会ったことが無かったからです。

2010年に果樹園を継ぐために北海道に戻り、その後、旭ジャムの味を多くの人に知って頂きたいと思い立ってから3年に渡る試作検討を重ね、やっと出来上がりました。

原料は旭りんご、旭りんごから醸造したりんご酢、北海道のビートグラニュー糖を加え、旭リンゴ本来の香りを生かしながら低糖度で洗練された味に仕上げ、パンに塗るだけでなく幅広い用途で使って頂きたいと考えコンフィチュールという名前で商品化しました。

販売は篠根果樹園ネット直売店にて行っております。

(「旭りんごのコンフィチュール」商品化にあたっては、北海道立オホーツク圏地域食品加工技術センター様、東京農業大学様、Food Office Masami様より多大なる御指導御鞭撻を頂きました。この場を借りまして、感謝の意を表します。)
コンフィチュール-アップ.jpg